あれこれ言わないよ、やってみないとわからないし 18.Feb-9.Mar.2016 / by Milton Coffee Roastery

タイトルの通り、かなりの割合でやってみないと分らない事って多いですよね。 そんなの分ってるよ!と思われる方も多いと思いますが、わかっているのと、理解しているのとでは、雲泥の差があるわけです。

小中学生の頃、母親から寝坊寸前の私に「早く起きないと遅刻するわよ!」と何回言われたことか。 「うるさいなぁ~わかってるよ!」と何回返したことか。わかってるけど、言われる意味を理解せず、実行しないなんてことは多々あるものです。 ミルトンではスタッフにあれしなさい、これしなさいと指導しません。 接客にしてもドリンクを作ることにしても、企画を練るにしてもです。

意味を理解していないのに、あれしなさいと言ったところで、その人の身にならないばかりか、進歩が見られないかもしれません。 先入観や思い込みで実行しない人もいるでしょう。 多分こうしたら、こうなるんじゃないかと予想するから実行しないわけですが、大人になればなるほど、こういった傾向が強くなるようです。

やってみないなんて、実に勿体ない。 子供を見ていても、こちらが思いもよらない事をパッとやってしまうことがあります。 それが痛かったのか、楽しかったのか、判断する材料にしているわけです。 思い込みのない自由な発想って素晴らしいなと常々感じます。

この自由さをスタッフ達にも促しています。例えばの話ですが、あなたに白い画用紙を渡して、「象の絵を描いてください。」と指示するかわりに、「何でもあなたの好きな絵を描いてください。」と伝えたとします。 今までの人生で他人に決められたことを多く実践してきた人は、きっと何を描いたら良いのかしばし手が止まることでしょう。

でもその絵を見る人に何か伝えたい、何でもいいならラッキーと思えるタイプは自由に描くことでしょう。そして大抵、相手の事を想いながら自由な発想で作りだしたものは、相手の心に響くと思っています。 

型にはまらない、マニュアル化されていない仕事は大変な人には大変ですし、面白いと感じる人には最高の職となります。自分が中学、高校とオーストラリアで型にはまらない教育を受けたことは、大きな影響を今でも与えてくれますし、子育てやスタッフ教育にも活かしていくつもりです。

代表取締役 田中大介