これが賢明かどうかは今は判断できないけれど / by Milton Coffee Roastery

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ただいま新人研修三か月目を迎えていて、高卒の三名は入社時には予想もしなかった葛藤と苦悩の真っ只中に立っています。  当たり前の事ですし、これからの人生の中でもとても重要な段階だと考えています。  学生から社会人となった今学ぶ事が、最初の基礎となると考えています。

私が初めて社会に出たのはやや遅い二十五歳でした。 それでも一番最初に学んだことは印象に残っていますので、年齢はあまり関係ないかもしれません。 新人は何とか会社に貢献しよう、お客様の役に立てるようになろうと必死になっています。

社会に出て既に長い人からすれば、新人達の努力や必死さも、本当にやる気あるのか?と思えてしまう程度に目に映るかもしれませんが、未経験ゾーンに突入したばかりの元学生からすれば、何をするにしても、何を指摘されるにしても、驚きと焦りが真っ先に脳を駆け巡り、大人にとって些細なことも、大きなショックとなっているように見えます。  きっと自分も同じ年齢の時に就職すれば、似たり寄ったりのレベルだったことでしょう。

今でこそ経験値から偉そうな事は言えますが、社会人経験の乏しい新人には、伝え方がとても大事だなと痛感している次第です。  なにせこちらは熱い人間なので、私自身よっぽど気を付けていないとすぐに頭に血が昇って沸騰してしまいますから、普段の教育係は先輩スタッフにお願いし、重要な部分は私が要所ごとに説明する形式を取るようにしました。起業時から今に至るまで手探りできているので、その時その時の最善を尽くすほかないような気がしています。

ある意味人生を預かっているわけですから、責任重大です。 プライベートでも、最善なのかどうか今は分かりませんが、新たなチャレンジに挑みます。 挑むのは私ではなく、私の息子と妻です。  四歳になったので、留学をこの八月から開始します。  マネージャーとして店頭に立っていた妻も、七月半ばからは息子と海外移住となりますので、今はその準備に追われています。

自分の十五歳からの留学経験や、今の産地買付けなどの影響もあるのか、海外という感覚というよりは、単に別の場所で生活するという感覚なのですが、意外と周囲の反響が大きくて私が驚いています。  少し距離が遠いぐらいです。いつまで続けるのかは息子本人に任せたいと思っています。  一年でホームシックになるかもしれませんしね。  その前に私が寂しくなっている可能性が大ですが(笑)。

世界は広いようで狭いです。 時間はあるようであっという間に過ぎてしまいます。 チャンスは待っているだけでは掴めません。  誰の人生も平等に一度きり! 今を充実させずして、いつするのかなと思うわけです。  新入社員達にもそこを忘れずにいてもらいたいです。