一旦まっさらになったような感覚 良い意味で・・・  by Milton Coffee Roastery

自信をなくしたという意味ではない。 白けているわけでも、敗北感を味わっているわけでもない。 ただ、この今の状態を表現するための思い当たる言葉が見当たらず、何というか自分の力の無力感を明らかに感じたのに、その後、脳がデフラグされて、視界が急に開けたというか。 頭の中が綺麗に整理整頓されたおかげで、考えられる余白のようなスペースが設けれた感覚とでもいいましょうか。 もう何年も味わったことのない感覚を体験できました。 

以前から何かモヤモヤしてて、脳内を整理整頓できるきっかけを探していまして、瞑想を毎日やっていたり、脳内伝達神経を活性化させるようなサプリなども試してみたりもしていました。 自分が求めているものがもう見えそうなのに、雑念のせいなのか、脳内が整頓されていないだけなのか、なかなか開けない状態が続いていました。

いつか視界が開ける!と信じてやってきましたが、何がきっかけで開けるかわからないものですね。 別に先日訪問していたメルボルンという街でなくても、この感覚は得られたかもしれませんが、街の活気溢れるエネルギーと私の脳みそのデフラグが完了するタイミングが一緒だったということなのでしょう。 気分爽快だし、頭が軽い! 頭が軽いから、回転が速い。 身体からエネルギーも溢れてきます。 単なる気分転換とは大きく異なるこの感覚は、新鮮です。

さて、自分でも驚くぐらい明確に物事が見えてくると、身の回りの無駄が目につき始めます。 それらを更に整理整頓しながら、お客様に喜んでいただける策も練りつつ、スタッフが活き活きと楽しく働ける環境作りも加速していけるような気がします。

デフラグ完了の私に偶然にも今日、昨日と、社外の人とそれぞれの人生相談のような話をしましたが、だいたいやりたいことはみなさん決まっていまして。 無意識の中に答えが大抵あるので、そこを引き出してあげてピンポイントで、結局はそれでしょ!とアドバイスすれば笑顔になります。 自分も考えが晴れて、周囲の人にもいい影響が出れば、儲けものです。 今までも楽しい人生でしたが、これからもっと面白い人生になりそうな気もしてきました。

それにしても、不思議だな~ なんでこんな感覚になったんだろうと今でも思います。 わけわからない内容ですみません(笑) 薬はしていません(笑)

一朝一夕で築き上げれるものではない by Milton Coffee Roastery

訪問2回目! エステリにあるアンガスビーフステーキハウス「Pullaso's Ole」 エルポルベニール農園のセルジオさん家族が連れて行ってくれました。

訪問2回目! エステリにあるアンガスビーフステーキハウス「Pullaso's Ole」 エルポルベニール農園のセルジオさん家族が連れて行ってくれました。

今年から様々な仕事をスタッフがしてくれるようになったので、これまで抑制してきた活動を行えるようになってきました。 これは本当に有難いことで、ここに至るまでこんなにも年数がかかるとは思いもしませんでした。

時間が最もかかり、エネルギーのいる仕事を先にやっておきたいという考えの元、産地では最高品質のコーヒーの調達をし、日本ではスタッフ教育にエネルギーと時間、そしてコストをかけてきました。 とにかく時間がかかるのがスタッフ教育と、生産者との信頼関係です。 

今年から、他の複数の国内ロースターと一緒に行っていた買付けを止め、個々での買付けに切り替えましたが、ミルトンが生産者を変えることは当然考えていませんので、同じ農家からの取引きを継続する形をとりました。 オーナーレターでも触れていますが、この信頼関係を築くのには何年もかかりますし、信頼を得られるような行動と姿勢を絶えず示し続けていなければいけません。 信頼とはそういうものだと思います。

生産者と一緒に、美味しいコーヒーを追い求め、情報を共有し、共に想像を膨らませながら理解し合い、次のステップを一緒に楽しんでいくというプロセス。 これを何年も続けていくことで、ただのビジネスパートナーから、信頼できる友&パートナーとなるのだと思います。 まさに、一朝一夕で築き上げれるものではないということです。

10年前からこのことを取り組み続けてきた結果が、今の信頼に繋がっていることは疑いの余地もなく、お互い一緒にいても、とても心地よい空気が漂います。

学校のテストでは先に解けるものから始めなければ点数が取れませんが、社会に出てからは一概にそうとも言えないかもしれませんね。

2017年はいつになく行動的に! by Milton Coffee Roastery

私事ではありますが、厄年なんて気のせいでしょ!と思っていた私に雨あられと災難が降り注ぎ、ご丁寧に前厄、本厄、後厄と3年間きっちり試練を受けることができました。 幸い、大きな不幸は訪れませんでしたが、様々な面で勉強になりましたし、メンタルも強くなりました。 自信もつきました。 与えられるべくして、与えられた試練だったのかなと思っています。 

厄年も過ぎ、今年は正月早々運が良く、エネルギーもみなぎり、頭の回転もすこぶるいい。 これはいいぞ!と調子こいていたら、年始早々焙煎のトラブルに見舞われましたが、すぐに問題は解決し、今は絶好調! とてもフレーバー豊かに焙煎できているので、気分もいいです。 今年から個人も仕事も今まで以上に成長できそうで、なんとも言えないワクワク感が心の中に渦巻いています。 

今年の4月からは高卒の新入社員が入ってきます。 女性ばかりですが、女性の社会進出、活躍を応援している身としては、臆することなく積極的に行動し、活躍してもらいたいと思っています。 活躍の場を広げてあげるのは私の仕事なので、やること満載です。 女性の活躍については、後日ブログでも書いてみようと思っています。

私個人は8月ぐらいまでは毎月のように海外出張もあり、ミルトンとしては今後の展開をにらんだ設備投資と人材強化が控えています。 これだけ目まぐるしく世の中が変化しているわけですから、慎重かつ大胆に行動し、自分の予測を微調整、時には方針変更しながら進んでいかないといけません。 コーヒーの世界も、世界情勢も一層スリリングな状況になっていくのは間違いないでしょう。

さて、店舗に目を向けてみると、初めて販売してみた福袋も良い意味で期待を裏切ってくれ、1万円福袋はご予約で完売し、5千円福袋も残りわずかとなりました。 初売りの7日は大賑わいでしたし、8日も続けて大変忙しくさせてもらい、スタッフいわく、「9日の定休日に体を休めることができて良かった」と伝えてきました。 それだけ忙しかったことに感謝しつつ、スタッフみんなのエンジンが初日からドン!とかかったことが良かったですね。

特に常連のお客様は、ミルトンの成長している様を見るのが楽しみなようで、その期待に今年もお応えしたいと思っています。 2017年もミルトンコーヒーロースタリーをどうぞよろしくお願いいたします。

今日で仕事納め。 おかげ様で無事一年過ごすことができました。 by Milton Coffee Roastery

今日で仕事納め。 本当に多くのお客様に支えて頂いています。 今日、自宅はもちろん、各店舗や工場にもしめ飾りを取り付け、細々したところを掃除し、ラストスパートで頑張っているスタッフ達がお客様と楽しくお話しながら、お買物のお手伝いをしている様子をみていると、じんわりと胸に響くものがありました。

今年は振り返ってみても、本店と久米店の運営面での安定化が図れた年だったと思います。 昨年まではスタッフの出はいりも多く、何となく落ち着かない雰囲気でしたが、結果的に会社の理念を信じ、会社の方向性に未来が見えたスタッフが残ってくれたように思いますし、だからこそ大きく貢献してくれているのかなと思います。 少ない人数でとにかく良く考え、動いてくれました。 その様子を1年を通して見守って下さったミルトンのお客様にも大変感謝しています。 コーヒーを買いに来てくださるのだけど、スタッフの様子も気にして下さる方が実に多いのは、それだけ我々が未熟な証拠。 スタッフの年齢が若いこともあると思いますが、早く皆さんが安心してもらえるように努力してまいります。

実は私からスタッフに、コーヒーについて話すことはほとんどないのです。 だいたいのことは本を読んだり、ネットで検索したりすれば済みますので、そこらへんは自分達に任せているわけです。 本当に多くのコーヒーの知識はネットで調べれば出てきます。 そんなことを私がスタッフ達に教えるのもナンセンス。 自分で率先して勉強して欲しいと思います。  ネットや本で調べられないことや、その情報の正確性を確認するためにも、産地に一緒に行くというオプションがミルトンにはあり、それによって知識以外の広い視野も得ることができます。 そしてその土壌を何年かかけて構築してきました。

では、コーヒー屋がコーヒーの事を教えずに何を教えるのか? 私が教えることは、接客の大切さについてが大半です。そこがミルトンで働く上で根幹となる部分だからです。 接客を深く理解すると、なぜドリンクを美味しく淹れなければならないのか、、、や、なぜこういったケースには、こう対応した方が良いのか、、、などが理解できます。 そしてスタッフ一人一人の得手不得手が異なる為、ほとんどの事がマニュアル化できません。 

それぞれにあった仕事を割り振りながら業務(いわゆる適材適所)を進めていくのですが、裏方でも表で接客するスタッフにしても、お客様の気持ちを汲めるようになっておかねばなりません。 スペシャルティコーヒーうんぬん以前の問題です。 当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、接客教育が出来ている店の方が少ないことは、どの小売業でも言えると思います。

いつも言いますが、コーヒー屋が美味しいコーヒーをご提供して当たり前です。 それをわざわざ求めに来店してくださる「感度の鋭い!高い!」ミルトンのお客様を毎日接客することは、それなりに高い接客レベルが必要となります。 それが店の品格も生み出します。 当たり前なのですが、当たり前がなかなか難しいわけで、この当たり前を理解できる人材かどうかも、ミルトンで働く上で大変重要になってきます。

このあたりについて書き始めると止まらなくなるので、このあたりで留めておきますが、来年4月から、高卒のスタッフが3名入ります。 また一からの指導になりますが、それはそれで楽しみでもあります。 私のプライベート面でも仕事面でも、来年は大きく動く年ですので、気を引き締めてやってまいります。

なんだか年末っぽさがないような感覚ですが、(クリスマスもなんだかクリスマスっぽくなかったし)、来年も皆さんのご期待にお応えできるよう頑張ってまいります。 ミルトンコーヒーロースタリーを代表して、支えてくださる全ての皆さまに今年一年のお礼を申し上げます。 ありがとうございました。 そしてまた来年もよろしくお願い致します。 

 

岐路と優先順位 by Milton Coffee Roastery

エルサルバドルのミラバイェ農園内に点在するブルボン・ショコラ。 明日から販売開始!

エルサルバドルのミラバイェ農園内に点在するブルボン・ショコラ。 明日から販売開始!

時間はいくらあっても足りないですね~。 1日がもっと長かったらと思います。 

ところで、皆さん24時間という決まった時間をどのように使うか、または1年という時間をどう使っていくのかの優先順位って考えてたりしていますか? 間違いなく人それぞれ時間の使い方が違うと思います。

ミルトンを始めて10年が経って、夫婦2人で始めた頃と今では、物事の進め方が大きく変わってきました。 2人で営業していた頃と今も変わらないのは、「美味しさに対する厳しい姿勢」です。 これは譲ることができないものですし、ここを妥協するぐらいなら、この仕事をやめるでしょう。 

反面、変わってきた事と言えば、あの頃と比べて規模がそれなりに大きくなってきたということが上げられます。 まだまだ零細企業の域を脱していませんから豆粒みたいな規模ですが、売上から費用に至るまで全ての数字の桁が変わってきています。 今に至るまで、夫婦2人の規模を維持したければ、それはそれで成り立っていたかもしれませんが、私の舵取りは法人として規模を拡大する方向に向いていますので、桁が増えていくことは必然でした。

つくづく面白いなぁ~と思うのは、コーヒー豆屋でも、カフェでも、レストランでも、きっとどの職種で起業していても、何かの決断に迫られる「岐路」というものがあると思うんです。 その岐路に立たされた時、どういう判断をするかによって、おのずと物事の優先順位が変化していくわけですよね。

コーヒーの農園主達を見ていても、この10年の間に様々な岐路が垣間見れましたし、同業他社の岐路もそれぞれあったことでしょう。 もちろん、私の会社にも数えきれない決断がありました。

先日うちのスタッフがお客様から、こんなことを言われたそうです。
「ミルトンさんは、店舗を増やさない方針なのかと思いました。」 

恐らく、10年経ってやっと2店舗目を出したぐらいのスローペースだから、そう思われたのかなと思いますが、実は意欲満々です。 先にも記した通り、規模拡大を図りながら経営していますので、店舗数を増やすことは将来的には必然となると思います。

ただ優先順位というものが私の中にあって、店舗を増やすのは今ではないのかなと考えているわけです。 オセロで例えれば、四つ角を抑えるようなイメージでしょうか。 ご存知の通り、パッと四つ角を抑えることはできませんが、ジワリジワリと攻められ、気付いたら相手に四つ角抑えられてたという経験が皆さんもあるかと思います。 

この山口県の田舎町のコーヒー豆屋がどうしたら成長できるのか。。。ミルトンを始めた10年前に答えは出していましたが、ジッとしていられない程の自分の熱い欲望と、冷静沈着に見据えた未来予想図との葛藤が自分の中であり、度々迫ってくる岐路の度に、頭をポリポリかきながら決断しています。

自分が定めたロングビジョンとショートビジョンを同時進行で順調に、確実に進めていく為にも、その時々の優先順位を見失うことがないようにしなければいけませんね。 と、、、自分に言い聞かせています。 
どうなっていくんでしょうね、ミルトン!(笑) ワクワクします。

さて、上の写真のミラバイェ農園のコーヒーですが、今日2回飲みましたが、美味いです。 さすが、カップオブエクセレンスで頻繁に受賞するだけの実力がありますね。 煎り上がりが230℃を超える深煎りにしていますが、焙煎の加減によって苦みはほとんど感じないように仕上げてあります。 

私の頭の中には飲んだ後のマロングラッセの印象が強烈に残っています。 店頭では明日から販売開始! ネット通販も明日中には販売開始できるようにいたします。 お楽しみにぃ。

ちょっとお知らせ★ ブログサイトを模様替えしてみました by Milton Coffee Roastery

2006年ニカラグアカップオブエクセレンスで初めてセルジオさんと会った時の写真。 写真整理で出てきました(笑)

2006年ニカラグアカップオブエクセレンスで初めてセルジオさんと会った時の写真。 写真整理で出てきました(笑)

久しぶりの投稿ですね。 相変わらずの慌ただしい日々を送っていますが、このブログサイトもちょっと模様替えしてみました。 それに伴い、今まで店頭でしかお配りしていなかった、オーナーレターも開始した昨年の初回版から随時アップしていきますので、ブログ同様にご覧いただければと思います。

ちなみにオーナーレターは既に17枚お配りしていますので、明日以降にでも続けて載せていくつもりです。

ニトロコーヒーの前に、考えなくてはならない食品衛生について by Milton Coffee Roastery

Dr. Maya Zuniga of S&D Coffee & Tea discusses the food safety aspect in addition to the unique challenges that arise in this method of brewing coffee at Re:co Symposium Atlanta.

このビデオは先日出張で行ってきたアトランタで開催のスペシャルティコーヒーシンポジウムの一幕。 つい最近のアイルランドのダブリンのRe;coには参加できませんでしたが、アトランタではとても有意義な勉強ができました。 

その勉強になった内容の中のひとつに、水出しコーヒーに対する食品衛生面での考慮すべき点が上げられました。 ミルトンでも水出しアイスコーヒーは大人気商品ですし、ピークシーズン前の現時点で、既に26000袋(8000袋は間違い)販売しているヒット商品で、このまま秋口まで需要が伸びていきます。 今、ミルトンで販売している水出しアイスコーヒーは液体ではなく、麦茶のパックのような不織布の袋の中に粉が入っていて、お客様ご自身で水の中にパックを浸けて作っていただく仕様になっています。

Dr.Mayaさんがビデオでも説明しているように、当たり前の話ですが水出しコーヒーは熱を加えません。 そのため、水の汚染や使用する容器の洗浄不足等々により、数多くのバクテリアが発生する危険性があるということです。 ご自宅で水出しコーヒーを作る際使用するボトルなどの容器も、きちんと毎回洗浄しておかないと、ぬめりが出てきますし、菌が増殖すれば当然お腹もくだします。

ご家庭での衛生面はお客様にゆだねるとして、これからミルトンでもご提供を開始するガス充填のニトロコーヒーの店頭売りについては、この食品衛生面をしっかりと考えなくてなりません。 実はニトロコーヒーの味の追求は当たり前として、衛生面に結構な時間と工夫をかけていると言っても過言ではありません。 

ニトロコーヒーは窒素ガスなどのガスを充填することで、ギネスビールのようなキメの細かい泡がコーヒーにも出てくるといった原理なのですが、ビールと同様にコーヒーの液体にガスを充填しなければ始まりません。 この写真のような形状のビール樽が日本では手に入りやすいのですが、各ビールメーカーはこの口の細い樽を洗浄する専用の装置を持っていて、綺麗に洗浄、高温殺菌したのちに、再利用する方式を採っています。

問題は充填よりも、洗浄にあります。 洗浄装置がないなら、コップのように手をつっこんで洗えなければいけません。 口が細いので、綺麗に洗えているのかの目視もしづらいですし、殺菌しようにもこれまたしづらい。 困った、困ったですよ。 

今は洗浄面も解決できたので、樽から注ぎ口までの洗浄方法を検証している最中です。 ビールでは洗浄樽と洗浄用のスポンジボールみたいなものを毎日使って洗浄しますが、コーヒーはどうもそれでは綺麗にならないことが分かってきました。 樽の洗浄から、ニトロコーヒーの注ぎ口に至るまでの液体が通る全てにおいて、毎日清潔に保たなければいけないわけで、なかなか大変なものに手を出してしまった気もします(^^;) 

とはいえ、食中毒を出してもいけませんし、問題が予測できるなら、今のうちから解決しておけばいいわけで、今も色々な機材や道具、材料を検証しながら、今月末の店頭販売の準備に追われています。

その店頭販売開始日ですが、7月29日となりました。 これまでのモニターによる試飲結果では、なぜか男性の方に好評でして、ノンアルのビールを飲んでいるようだと評価を頂いています。

アメリカでも大流行していますが、まずは安全が大事! アメリカでも流行りの中、衛生面も適正な対処が必要だと言われていますが、日本でも同等のことが言えますね。  いつだったか、焼肉店での食中毒の原因の中には、ビールサーバーの注ぎ口に付着する菌が原因だと聞いたことがあります。 ニトロコーヒーが流行ったために、カフェで食中毒が広がってしまってはいけませんもんね。

つい先日スタッフの赤ちゃんが産まれました!  by Milton Coffee Roastery

今日二つ目のブログ内容は、おめでたいお話。 カフェグリーブのオーナーで、昨年からミルトンでスタッフとしても働いてくれていた深海さんに待望の赤ちゃんが産まれました! お腹が大きい中、ギリギリまでお店で仕事してくれていたので、無事産まれたと連絡があった時は、ほっとしましたねぇ~。

っというわけで、先日の月曜の定休日に、マネージャーとスタッフ中村、そして我息子を連れて出産祝い&赤ちゃんに初対面しに行ってきました。 いやぁ~身近な人の出産は、特別おめでたく感じますね! かわいい赤ちゃんを抱っこさせてもらいましたが、目の前の息子もつい最近まで、こんな小さかったのになぁ~とシミジミ・・・

マネージャーが抱っこさせてもらった時は、息子がやきもち焼いている様子がすぐわかり、3歳ながら複雑な表情をするもんだなと実感。 複雑な表情が写真にも出ていますね。 「僕のお母さんなんだからねっ!」と言わんばかりの不安顔をする息子でした。

ミルトンのスタッフで只今産休中の通称「きょうちゃん」が、8月から本店に復帰することが決定しました! 
ぱちぱちぱち♪ 1年のブランクがあるので、どんな動きができるか本人が不安でしょうけど、きっとすぐに感覚が戻ることと思います。 今回出産の深海さんも仕事にはすぐ復帰したいと言われていましたが、まずは赤ちゃんが大事ですし、身体という資本も大事なので、無理しないで欲しいとは思いますが、「早くもどってきてほしいなぁ~」というファンのお客様の声もありますので、本人としては、うずうずするかもしれませんね(笑)

会社としては戻ってきたくなる職場にようやくなってきたのかなと感じていますし、今のスタッフ達も落ち着いて、自分の課題に向き合いながら頑張ってくれているので、以前に比べると安心できるお店になってきました。 おかげさまで年々コンスタントにお客様の来店数も売上も増えてきていますし、このまま2店舗でとりあえずは頑張っていこうかなと思っています。 

売上あげたいからという理由で、大きな投資をしながらポンポン出店するのも、これからの時代に合っていませんし、産地から特別なコーヒーを輸入し、スタッフもレベルの高い接客を目指してもらっています。 そして、それらを求めるお客様も増えていることなので、今は今やるべきことが、しっかりあるな!という感じです。 やっぱり今年は内部、内容ともに充実しています! 

赤ちゃん誕生から、スタッフの復帰、買付けの仕組みの変化やスタッフ教育の改善等々、良い方向に様々な変化が生まれていて、毎日頭がフル回転です。 今日もお客様と話していましたが、もしかしたら私も何か趣味を持てばいいのかもしれませんが、今のところ仕事が楽しいので、これに没頭したいと思います。 皆さん、引き続きどうぞよろしくお願いします。

今年の買付けコーヒーは只今農薬検査中! by Milton Coffee Roastery

気付けば5月が終わり、6月になりましたね。 フェイスブックやインスタグラムなどには近況等アップしていましたが、ブログはご無沙汰・・・になっていましたね。 今年は年初から、なかなか充実していまして、お陰様で忙しくさせてもらっています。

ミルトンは皆さんご存知の通り、販売している全てのコーヒーを産地からの直接輸入に頼っていますが、自社で行う為には、資金面、ノウハウ、現地と日本のコネクションなど、色々と乗り越えないといけないこともあります。 そのうちの一つが農薬検査です。皆さんが飲んで下さっているミルトンのコーヒーは、現地から船で輸入する前に、実際に輸入するコーヒーの少量サンプルを送ってもらうのですが、それを使って日本の検査機関に頼んで農薬検査をするのです。 

詳しい内容は省略させてもらいますが、この検査が終わったら、晴れて船の手配に進むことができ、1ヵ月少々かけて日本に到着するのです。 あれこれと細かい段取りと作業があるのですが、中学生の頃から貿易商になりたいと言っていたわけですから、なんとなく私自身の夢の仕事につけているのかもしれません。 おかげで大変でも楽しく仕事ができます。

さて、新豆販売も近頃ありませんでしたが、近日中に2種類の新豆新発売を開始します!! 半年遅れとなってしまいましたが、新年の新豆セットの時に大好評いただいた、ラエスペランサ農園とサンホセ農園の発売準備に取り掛かっています! 販売する前から熱烈ファンのお客様方から、1㎏の予約や、入荷の連絡を欲しい!など、人気ぶり、または新豆セットの時の美味しかったインパクトが大きかったことがうかがえます。 とても嬉しい評価をいただいているので、今もきっと喜んでいただけるだろうなぁ~~~っと思いながら、準備に入っているところです。 ネット通販も店頭も同時発売になりますので、それまでもう少しだけお待ちくださいね!

一見ギネスビール! 夏に向けて、試験製造中でございます by Milton Coffee Roastery

今アメリカで大人気の水出しコーヒーですが、そこから派生したニトロアイスコーヒーの開発をミルトンでも始めました。 パッと見は、ギネスの黒ビールに見えますが、れっきとしたコーヒーなんですよ~。 ギネスビールのように、キメ細かい泡がシュワシュワシュワワワワァ~と、グラスを上がって行く様は、今までのコーヒーには無かった光景ですし、泡のおかげで、とてもクリーミー♪な質感が生まれ、甘さが引き立つように感じます。

夏のミルトン両店舗で、ドリンクのメニューに加えれるかの検証中なのですが、ブレンドの構成からガス圧の調整まで、思った以上にハードルは高いようです。 味にこだわらなければ、上の写真のようにするまでは簡単ですが、美味しくなければ全く意味がありませんよね。

言ってみればビールサーバーの仕組みをコーヒーに活用するようなイメージなので、原理としては真新しさはないのですが、それをコーヒーに転用しているあたりが新しい。 数年前から存在は知っていましたが、当時から美味しいと思ったことがなく、それ以来気にはなるけど、本当に美味しいニトロアイスコーヒーに出会えず仕舞い。 先日のアメリカ出張でも飲む機会には恵まれましたが、自分が納得するような味には出会えませんでした。

じゃぁ~ もう自分で検証してみるしかないでしょ! それには、美味しいコーヒーで作ることが大、大、大前提。 水出しコーヒーはミルトンは比較的長い研究期間がありますので、それなりの水出しコーヒーに適したブレンドノウハウは持っています。 そんなものいらないでしょと思うのは大間違いで、取り組んでみると大変奥深いものがあり、手もかけたくなるほど面白い商品でもあります。

そこにニトロコーヒーが表れたわけですから、きっとこれも奥深いものがあると思っています。 まだ販売中の水出しコーヒーでしか試していませんが、あれこれ試行錯誤してみます。 それでも感動できる味に仕上がらなければ、夏のデビューを見合わせるか、ニトロコーヒー自体を断念せざるえません。

1ヵ月や2か月では商品化できないような気がしますので、しっかり研究と勉強をしてから、味に満足した段階で販売開始いたします。 商品化できるように頑張りますので、お店で飲めるのを楽しみにしててくださいね。 

一つの節目のような旅でした by Milton Coffee Roastery

前回のブログでもアップしていたマウリシオさんとの歴史を年毎に収めたアルバムをプレゼントしました。 ページをめくるたびに、当時の様子が思い返されることでしょう。 今の在庫限りで終売になるのが大変惜しいコーヒーです。

前回のブログでもアップしていたマウリシオさんとの歴史を年毎に収めたアルバムをプレゼントしました。 ページをめくるたびに、当時の様子が思い返されることでしょう。 今の在庫限りで終売になるのが大変惜しいコーヒーです。

ミルトンのフェイスブックでも産地での様子をアップしていたように、今年の買付けの旅は考えさせられる旅でもありました。 10年間のビジネスパートナーも、その間のフレンドシップもありがとう!と、買付け10周年を祝ってくれる生産者の方々に対して、素直に感無量の感謝の気持ちでいっぱいになりました。 

また、セロデルシエロ農園のマウリシオさんがわざわざ泊まっているホテルに娘さんと会いに来てくれましたが、彼も好き好んで農園を手放したわけでないことが、会話の端々から伝わってきましたし、またコーヒー農園をどこかで再開し、我々に買ってもらいたいとも言っていたのが今も記憶に強く残っています。

それだけ各生産者から、この10年間の私たちの行動を評価してくれたことが素直に嬉しいと同時に、自分に対して疑問もわいてきたのも事実です。 こんなに良くしてもらう程、買付けの面で貢献できているのだろうかと・・・

誕生日などのお祝いごとがあると、ケーキのクリームを顔につける習慣がありますが、エルポルベニールのセルジオさんの顔面に私が押しつけ、その後セルジオさんが私の顔面を押しつけ、大笑い。 友達のような関係ですが、ビジネスパートナーでもあります。

誕生日などのお祝いごとがあると、ケーキのクリームを顔につける習慣がありますが、エルポルベニールのセルジオさんの顔面に私が押しつけ、その後セルジオさんが私の顔面を押しつけ、大笑い。 友達のような関係ですが、ビジネスパートナーでもあります。

各生産者の生産量は農園によってまちまちではありますが、ミルトンが買付けている量は彼らの生産量から比べても、微々たる割合でしかありません。 そんなことは随分前から分かっていたことですが、年々欧米のマイクロロースター達の産地訪問が増えていき、今年の2月なんかはアメリカのロースター達が、ニカラグアの我々が毎年訪れるオコタルの街に大挙してきたそうです。 町に一軒しかないホテルが外人で埋め尽くされていた様は、さながらカップオブエクセレンスの国際品評会が行われてるようだったと話を聞きました。 それだけ競争が激化してきているのです。

ちなみにアメリカのマイクロロースター達は、平均月間4トン程度のコーヒーを販売する焙煎業者を指します。 これに比べると日本のロースター達は、マイクロどころか、ナノロースターと呼ばざるえません。 これでは競争する前から結果は見えています。 

ラエスペランサ農園とサンホセ農園から、農園内でのビュッフェランチと10周年お祝いケーキをサプライズでいただきました。 言葉だけでなく、行動でもお礼がしたい気持ちでいっぱいです。

ラエスペランサ農園とサンホセ農園から、農園内でのビュッフェランチと10周年お祝いケーキをサプライズでいただきました。 言葉だけでなく、行動でもお礼がしたい気持ちでいっぱいです。

アメリカだけではありません。 韓国をはじめ、中国、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールまで、美味しいコーヒーを飲む習慣が現在進行形で浸透している最中、日本は20年もの景気低迷が骨身にしみつき、純粋に良い商品やサービスを大衆が求めなくなっている。 町には値段の安いチェーン店が溢れ、素材にもこだわりたい個人店や中規模レストランが少しでもお客様に満足してもらおうと努力していますが、それも限界があるでしょう。 中には少しずつ扱う食材の品質レベルを下げていくようになっていることを、黙ってみているだけでも歯がゆい感じです。 

ついつい気持ちが高ぶって書いてしまいましたが、実際に起こっていることだから、仕方ありません。 ではミルトンは一般のお客様から卸のお客様までの事を考慮しながら、ミルトンを支えてくれている生産者達のことも同時に考え、はたして何ができるのだろうかと真剣に考えるタイミングにもなっています。 

来週からアメリカのSCAA、アメリカのスペシャルティコーヒー協会が主催するイベントに出かけますが、できる限りシンポジウムからレクチャーまで参加し、今頭の中にある考えと融合させて、今後に役立てるつもりです。 正直こんな気持ちになったのは、ミルトンを始める時以来なので、とても気持ちが高まっていますし、私の中でエネルギーが溢れてきているのが分かります。 何かが今回の旅で吹っ切れて、何かが生まれたような、大きな節目につながるような旅でした。

冒険のようだった思い出と共に by Milton Coffee Roastery

告知しておりますが、セロデルシエロ農園のコーヒーが今後入手できなくなります。 もう生産者のマウリシオさんは農園を手放していますが、明日から出発するニカラグアでは会うことになっていますので、何か今までのお礼ができないかと考えました。 9年分を撮影した写真集を年毎にまとめて、プレゼントしようと思います。

一緒に綴った9年間の写真をパソコンで見返してみると、2006年に彼が初めてカップオブエクセレンスで4位を受賞した時の写真が出てきました。 受賞者の中でも、一番若くして上位受賞でしたので、受賞会場にいた私も自分が審査した中でも気に入ったコーヒーが上位を受賞したことは、とても印象深く記憶に残っていて、近い将来彼に会って、日本のお客様に紹介したいと思っていました。

その翌年の2007年に、偶然彼が取引している現地の業者と知り合うことで、その年から輸入を開始したのですが、今思っても2007年は自分で買付けを始めるということの楽しい部分と、大変な部分の入り混じるビッグイベントの年だったことは間違いありません。

当時、すんなり彼と会えたわけでもなく、これからミルトンで喜んでもらえるようなコーヒーを探していく中、カッピングの日々を約1ヵ月続けました。 その年の無数にカッピングした中でも最高得点をたたき出したコーヒーが一種類あり、明らかに他のコーヒーとの印象が異なり、どうしてもこのコーヒーが欲しいと、会えるまで続けた経緯があります。

結局ふたを開けてみれば、私がカップオブエクセレンスの審査会で好印象だったマウリシオさんのコーヒーを、翌年の買付け用コーヒーを選んでいる時にも、高得点をつけることができ、カッピングルームで本人に会った時は、大ファンの芸能人にでも会ったかのように大興奮したことは言うまでもありません。 むろん、マウリシオさんは私のことは知らないわけですが、私は前の年に会っている気になっているので、かなりの温度差がありました(笑)

それからの付き合いです。

それが突然終わってしまいました。 なんとも寂しい気持ちでいっぱいですが、これもまた人生と思い、これからも交友関係は続けていきたいと思っています。 

明日は朝から出発です。 いつもの成田経由、ヒューストン経由のニカラグアです。 エルサルバドルにもその後よります。 出会いありの、別れありの、でも得るものが毎回毎回多い産地の旅でございます。 今回も充実のものとなるでしょう。

フェイスブックなどでは、随時写真やできれば動画もアップしていこうと思います。 お店は両店舗とも通常営業ですので、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。 それでは行ってまいります。

チャンピオンシップ開催! by Milton Coffee Roastery

第一回ペーパードリップチャンピオンシップを開催します。 と言っても社内イベントですが、スタッフ同士が本気モードで対決するわけですから、企画した自分が一番楽しみだったりしています。 優勝者にはトロフィーも刻印付きで渡されますし、優勝者のレシピもミルトンにご登録してくださっているお客様にご案内いたします。 1年間はそのチャンピオンとして威張れるわけです(笑) 誰も威張らないと思いますが。

正直、こういうイベントをやって!と社長が言ったところで、みんなが楽しんでできるものではありませんが、いつもの私とスタッフ達との会話の中に様々なヒントが転がっていて、それならやった方がいいな!と今回思いつき、速攻で開催日も決め、現在はみんながコソコソと練習している段階です。 コソコソしないと自分の考えたレシピを見られてしまうという心理が働くのかもしれませんが、休みの定休日でも若干名練習していたのは、なかなか本気度高いです。 もちろん全員参加の強制イベントです(笑)

もともとスタッフ達もお客様にご家庭での美味しい淹れ方のご提案をする立場ですし、ミルトンのコーヒーを少しでも美味しく淹れることができれば、お客様にもより満足できるご提案が可能になります。 社外の公のチャンピオンシップもありますが、接客に携わるスタッフ全員のレベルアップと、お客様の満足を考えると、社内でも成功させれば意味が大いにあるかなという目論見です。

詳しいチャンピオンシップの審査方法とルールはここでは省きますが、同じ要領でエスプレッソからフレンチプレス、エアロプレス、クレバーにいたるまで、開催していく予定です。 このイベントで大事なのは、各自が真剣に個人ベースで考え抜くということにあります。 

その抽出方法で一年間、チャンピオンになることは、スタッフ間の中ではある意味名誉なことだと思いますし、頑張った勲章だと思いますが、私は何事も過程を重視する人間なので、仕事の過程を勉強してもらいたいわけです。 結果ばかりを追いかけても楽しくないばかりか、応用が全くきかない人間に育ってしまう可能性があります。 

どうやってそこにたどり着いたのか、どんな試行錯誤を繰り返したのか、今の自分のベストを尽くせたのか、などを振り返ることも結果と同じぐらい大事なんじゃないかなと常々思っています。 さて、緊張の開催日ですが、4月の4日月曜日!そう定休日に本店で開催します。 勝手に全員参加させられ、定休日まで潰されるなんて!とスタッフに思われてるかもしれませんが、今のところ全員黙々と、そしてコソコソと自主練してくれています。

コロンビアの旅は笑顔満載 by Milton Coffee Roastery

コロンビアから帰国してからのご報告が遅れましたが、今回の旅はなかなか印象深いものとなりました。 何が印象深かったかと言えば、やはり「産地訪問の楽しさ」の再認識ができた!」ことでしょうか。 娯楽の楽しさともまた違う、内容の濃い・・・いや、かな~~~~り濃い楽しさといいますか、充実度が半端なかったです。

行く先々で出会う人達が例年になく温かく迎えてくれただけでなく、なんかこう言葉では言い表しにくい「つながり」のようなものを感じました。 ニカラグアでは長年ビジネスパートナーとしてやってきて、ある年突然どの農家さんも家族のように接してくれる経験を体験済みでしたが、コロンビアではここまで行く先々で会話が盛り上がり、緩くも温かい雰囲気に包まれたことは初めてでした。

また、驚いたのは訪問した各農家さんの中には、一度きりしか買ったことのないところもあったのですが、全ての農家さんがミルトンが、どの年にどのぐらいの量を、いくらで購入したのかを覚えていたということ。 正直全員覚えていたのは驚きました。 中にはお会いしたことのない農家さんもいたのですが、ミルトンコーヒーという名前は憶えてくれていて、嬉しい反面、継続的な購入に至らなかったことへの複雑な感情も沸いたのも事実。

今回のコロンビア出張の目的がミルトンでベストセラーのセロデルシエロ終売に伴う、代替えコーヒーを探すことにあったので、そのこともこの旅をより内容の濃いものに仕立てたのかもしれません。 当然、コロンビア国内の各名産地に出向けば、そこでカッピングをし、現地でサンプルの調達を手助けしてくれる人たちに事細かく、こちらの求める風味特徴を伝えていく作業を繰り返しました。

通常の買付けでは、予めこちらから要望したレベルのコーヒーのサンプルを用意してもらい、その中から特にカップクオリティの高い=点数の高いロット、または農園のコーヒーを選ぶのですが、今回はそれとは別にミルトンで決めた風味のコーヒーを探し回るという、いつもとは違ったコーヒー選びをしたわけです。 これがなかなか面白く、いつも出されるコーヒーサンプルを受け身でカッピングを行う形が、今回はこちらから求めている風味のコーヒーを探しにいく!といった攻めのスタンスで各地を回れたことも新たな経験となり、それもまた宝探しのようで印象深く残りました。

滅多に日本人も見かけないということで、時にはお店の店員さんにも一緒に写真を撮りたいとお願いされ、農園の方々だけでなく、コロンビア人の気質もあるとは思いますが、笑顔がとにかく絶えない旅となり、こんなに笑った産地訪問も初めてでしたね。 ニカラグアやエルサルバドルともまた違ったラテン気質があり、わりと自分にはしっくりくる印象!

同行した中村は初めてのコロンビアに最初こそオドオドしていましたが、次第にこの底抜けな明るいコロンビアの空気になれ、中村ぶしが炸裂★ いたるところで、日本の女の子がやる写真の写り方を広めて!?いました。

日本に帰ってきてから、久しぶりに時差ボケに苦しみましたが、そうこうしているうちにコロンビアからお試しサンプルが届き、これから焙煎して結果を現地へフィードバックします。 これからこうしたすり合わせを繰り返しながら、ミルトンが追い求めている味のコーヒーを見つけていくようになります。

もちろん、現在販売中のブエナビスタ農園や、エルベルヘル農園、ミラフロレス農園などは今後も購入し続けたいという意思を現地側にも伝えてありますので、それらの農園の中からよりすぐりのロットを探す作業もこれから発生してきます。 これからミルトンが買い付けているウィラ県とトリマ県のコセチャ(メイン収穫期)とミタカ(サブ収穫期)のシーズンが到来しますので、それらの中からミルトンの買い付けるコーヒーが選ばれることになるでしょう。

ミルトンに入るのはまだまだ時間がかかりますし、追い求めているコーヒーに関しては、それが見つかるまで地道にカッピングとフィードバックを繰り返していくつもりです。 

やっぱり、産地は楽しい! 美味しいコーヒーの為に全力を注いでいる人たちと接していても気持ちがいいですし、英語とスペイン語で頭がごちゃごちゃになりながらも、スパングリッシュ(英語を絡めたスペイン語)を駆使して、コミュニケーションを図りながら、美味しいコーヒーを貪欲に追い求めていく感覚も、ワクワクを通り越して、ゾクゾクします! 

もっともっと皆さんに、こんなに美味しいコーヒーがあるということを広めたい気持ちで今はいっぱいです。 40歳過ぎてもこんな童心に帰れるこの仕事につけたことも、ラッキーだなと感じています。

最後に、この一枚。 コロンビアの買付けの旅はとにかくその移動距離の長さと、道路の悪さに悩まされます。 エネルギーをそれだけで吸い取られます。 そこに農園主たちとの出会いとふれあい、シビアなカッピングなどが加わりますので、夕方には夕飯を食べる気力も残らないぐらい、疲れ果ててしまいます。 そこを撮影されてしまいました(笑) まぁ翌日にはテンションアップで移動するんですけどね。

やってみなくちゃわからない by Milton Coffee Roastery

卸先のお店のスタッフも以前にもましてミルトンのお店にすすんで練習しに来てくれます。 年齢関係なく、みんな熱心に技術を学んでくれるので、こちらも出し惜しみすることなく、全て提供します。 結局は卸先のカフェやレストランのお客様の満足に繋がることなので、ミルトンのコーヒーを美味しく飲んで頂く上でも重要なトレーニングです。 もちろん、トレーニング中も先入観や固定概念は忘れ去ってもらいます(笑)

卸先のお店のスタッフも以前にもましてミルトンのお店にすすんで練習しに来てくれます。 年齢関係なく、みんな熱心に技術を学んでくれるので、こちらも出し惜しみすることなく、全て提供します。 結局は卸先のカフェやレストランのお客様の満足に繋がることなので、ミルトンのコーヒーを美味しく飲んで頂く上でも重要なトレーニングです。 もちろん、トレーニング中も先入観や固定概念は忘れ去ってもらいます(笑)

次回のオーナーレターとタイトルはややダブっていますが、ブログはもう少し細かく、厳しい内容を書いてみようかなと思いまして。 タイトルの通り、何事もやってみなきゃわからないわけで、お店でも口癖のように「やってごらん!」と言っています。 先に答えを求めるぐらいなら、あれこれ試行錯誤してごらん。。。ということなのですが、これが出来ない人が多かったりして。 

私個人的な意見ですが、とにかくマニュアル化が嫌いでして。
10年以上前のサラリーマン時代は、「マニュアル化できてないから、業務がスムーズに進まないんだ!マニュアル化しなくては!」という流れが勤め先にはありましたが、マニュアル化しておくべきことはマニュアル化していました。

今のミルトンではマニュアル化が出来ないことだらけ。 なぜなら日々進化と変化をするから。
例えばエスプレッソ。 エスプレッソはちょっと前までは抽出時間は20秒から30秒以内で終わり、25ccから30ccをその時間で淹れなければならないと言われていました。 抽出温度も94℃や95℃が適正だとか言われていたような気もします。 バリスタ選手権に出場するなら、規定にのっとってパフォーマンスしなくてはなりませんが、実際のお店では日々のお客様がどう満足されるかにかかってきます。 今の方法では、バリスタ選手権の時間内に終われないでしょう。 

ブログやオーナーレターでも書いていますが、ミルトンは来店される多くのお客様が満足していただけるのか・・・によって物事が進められています。 とかくコーヒーに関しては、誰かが提唱したセオリーなどを参考にするよりは、自分の目の前にあるコーヒーに向き合った方がよっぽど理解が深まるように思えます。 それでも誰かに「あなたのやっていることは型通りじゃない!本来の淹れ方ではない!」と言われたら、その人は型や先入観に囚われ過ぎているか、深く理解していないと思えばいいとスタッフには言っています。 深く理解している人ほど、自由な発想で仕事をしていますから。

仕事内容に、自分で制限をつけない! やってみなくちゃわからない! と何度もスタッフには伝えています。 エスプレッソの抽出にしても、抽出時間が100秒を超えても素晴らしく美味しいエスプレッソははいりますし、お湯の温度が100℃でも、まろやかで風味豊かなエスプレッソは淹れることができます。 使うコーヒーにさえ適した調整であれば、今までの常識では考えられなかった味を引き出すことができるのです。 しかも、美味しいく! 
現にミルトンではエスプレッソを飲むお客様が格段に増えましたし、同様にカフェラテやカプチーノの口コミ評判が、かなりの勢いで広がっているのが、日々の売上で実感できています。

焙煎にしても同じことが言えます。
恐らく一般的なコーヒー豆を釜に入れる投入温度は、180℃~240℃。 300℃を超える温度に生豆を投入することを推奨する話は一般的ではないでしょう。 業界ではだいたいそれぐらいの温度だろうという、昔ながらの暗黙の認識のようなものがあるのですが、それが正に呪縛なのだと思います。 何事もやってみなきゃわからない! ですよ。 実際、300℃以上の釜に生豆を投入したって美味しく焙煎できますし、100℃ちょっとで焙煎を始めても、美味しくクリーンに焼けます。 誰かが真しやかに話していることを鵜呑みにしてしまうと、途端に自由な発想ができなくなってしまうので、私もいつも気を付けています。 まぁ~私も一時期は鵜呑みにしていたわけですけどね。 

二つの例からも、先入観や固定概念がいかに人の発想の自由を奪っているか。 私がスペシャルティコーヒーが好きになった理由の一つに、品質向上は日進月歩、今日の常識は明日の非常識かもしれないということが上げられます。 きっと、なんの業界でも同じことだと思います。 今日の私のやり方は明日には陳腐化しているかもしれませんが、進化していく過程が楽しいわけです。 終わりも見えないから飽きないのです。
「のぉおおぉおおおお!!もっと美味しくなっちゃった!」 という発見が楽しいですし、それがお客様に味として伝わった瞬間がまた快感! 

だから今日もスタッフに言います。 
「昨日より進化してるかな? お客様は大満足してくださるかな? 単なる満足で終わったりしないかな?」 っと。

仕事も楽しくなければね by Milton Coffee Roastery

つい最近、3か月の試用期間を経て、本人の意思を再確認した後、晴れて正社員なった女性スタッフがとても嬉しそうに「ありがとうござます」と私に言ってくれましたが、経営者として私からも会社を理解してくれて、これからも頑張ると言ってくれてありがとうと言いたいです。  彼女からの話から、自分の向かっていきたい方向と、会社の方向性が合致しての決意だったと感じました。

既にミルトンのお客様はご存じだと思いますが、ミルトンは良くあるコーヒー屋とは違います。 表向きはコーヒー豆の販売だったり、カフェ業務があったりと、パッと見は良く見かけるコーヒーショップと似ていますが、根本的に内部は違っています。 その内部が違うことが、県内外のお客様に支持していただけているのだと信じています。 最高の素材探しを産地で行い、限りなく100%に近いポテンシャルを発揮できるように焙煎しつつ、鮮度の良いうちにお客様に飲んでいただくこと。 似ているようで、向かっている方向も実行している内容も違います。

これはコーヒー屋として当たり前過ぎることですが、基本がどれだけ奥深いものかは、追究している人にしかわからず、追究している者同士しか話はあわず、追究している人こそ他人の粗探しをせず、自分のレベルアップに努める、そして謙虚な方が多い気がしています。 ミルトンで働く上では、こうした事も日を追って体感していくこととなります。

コーヒーを作ってくれる農家にも、当然日々の出来事があり、大きな変化があります。 上の写真のセロデルシエロ農園のマウリシオさんの娘たちも、農園を手伝うことができなくなってしまいました。 マウリシオさんが農園を売ったからです。もちろん、今年から買付けができなくなってしまいました。 始めた当初から雇われ農園主だったわけですが、地主が土地を売りたいとなれば、従うしかありません。 こうした双方の人間模様を知ったり、腹を割った意見交流を重ねながら、コーヒーという農産物を我々は手に入れることができているわけです。 こうしたことも、ミルトンで働く上では事実を「へぇ~そうなんだぁ」と思うだけでなく、心で理解する必要があります。

一粒のコーヒーができる背景には、様々なものが絡んでいて、最終的にはお客様の口にはいり、喜んでいただけるように我々も努力する。 そこを抑えていなければ、コーヒー豆を販売する意義が薄れてしまうと考えています。 そこを理解してくれるスタッフには、私も最大限の礼をお給料や待遇でお返ししたいと思っています。

では、具体的には何ができるでしょう。 
今年出産予定のスタッフもいますし、今年産休から戻ってくるスタッフもいます。 産休を取りたいスタッフもいれば、働きたいと思う女性もいることでしょう。 うちの会社のように小さいと、戦力となる人材が一時的にでも抜けてしまうことは痛手です。 我が家がまさにそうでしたが、働きながら裏の事務所で赤ん坊を育てていました。 我々は必要に迫られてのことでしたが、きっと託児所に預けなくても、傍に子供を置きながら仕事ががんばれる環境があれば、働く女性にとっては安心できるのではないかと思っています。

まずは事務所の一角を子供のプレイスペースに作り替えました。 これから授乳スペースと、ベビーベッドを設置して、設備の充実を図っていきます。 もう子育てから手が離れたスタッフもオムツ替えなど手伝えることはありますし、ミルクをあげることもできると思います。 みんなで助け合いながら、もしかしたらフルタイムに近いぐらい働けるかもしれません。

結局のところ、スタッフが楽しく充実した仕事ができなければ、お客様に満足してもらうことなどできませんし、私はその仕組みを構築していく監督業を、これまた楽しみながら実行していくということに尽きる! といったところでしょうか。

難しいことを書きましたが、20代、30代の女性スタッフ達の日々の笑顔が絶えません。 面白おかしく努力すれば楽しくなる!と理解しているからでしょう。 その店内の空気の良さがまたお客様にも伝わっていっているような気がします。 

清々しいスタートの2016 by Milton Coffee Roastery

新年明けましておめでとうございます。

2016年がスタートしましたね。 どんな年にしたいのか皆さんはお考えでしょうか。 なんとなく、こんな風になる気がする!みたいな勘がはたらいている方もいらっしゃるかもしれませんね。 全てを勘に頼っているわけではないですが、私も勘というものは大事にしていまして、特に世の中の動きや自分の将来の道筋を考えた時に、ふと頭をよぎる勘のようなものには、注目するようにしています。 勘は万能じゃないから良いのかもしれませんが、くじ運は悪いですねぇ~。 勘が冴えれば宝くじでも当たるのでしょうが、そうは問屋が卸しません。 

今年はその勘が冴えそうな「勘」(笑)があるところが、自分って能天気だなと思ってしまうところでもあるのですが。

さて、昨日の1月4日から焙煎などの作業が始まりまして、実際の販売は今日からスタートとなりました。 今日、明日の2日間だけは、毎年恒例のニューイヤーブレンドを販売し、7日からはおハガキでもご案内しました100gずつの新春新豆セットを販売開始します。 ニューイヤーブレンドは毎年楽しみにされているお客様もいらっしゃるので、たった2日間の販売ですが、力作をご用意しております。

昨日も、今日も、焙煎は絶好調で、とても風味豊かにクリーーーーンに焼けたので、気分もいいです!
幸先もいいような気がしますし、こんな美味しいコーヒーを今年も皆さまにお届けできるように、スタッフ一同精進してまいります。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログには載せていなかった今年最後のオーナーレターの内容 by Milton Coffee Roastery

産直しているからには、生産国の労働者にも役に立てるよう、農園主の方々とも意見交流をし、双方にとってメリットが何年も続くように努力いたします。

産直しているからには、生産国の労働者にも役に立てるよう、農園主の方々とも意見交流をし、双方にとってメリットが何年も続くように努力いたします。

一年が経つのは本当に早いものですね。
そしてこれが今年最後のオーナーレターとなります。 まだ数える程しか発行していませんが、どのようなご感想をお持ちでしょうか。 既に、様々なご感想がスタッフ経由で聞こえてきますが、皆さま総じて応援してくださっており、私も含めスタッフ一同本当に感謝しております。

さて、今回は将来カフェなどお店を開きたいとご計画の方のお話です。 度々美味しいコーヒーを出せるカフェや喫茶店を開業したいというご相談を受けます。 定年退職後の夢を語って下さるご夫婦や、独立心の強い二十代の男性、得意なフラワーアレンジメントやパン作りとカフェを融合させたお店を計画している女性など、様々な想いをお聞きしております。

忘れてはならないのは、経営者側に立っても、消費者側の心理を忘れないということだと考えています。自分が消費者としてお店を利用する際に感じる喜びや不満などを、お店の立場に立った途端、忘れてしまうことは多々あります。 効率や、原価率を考えすぎるあまり、満足いただけるサービスや商品が提供できない。 または、夢を形にすることに夢中になりすぎて、お客様をどう喜ばせるのかを考えきれていないなど、消費者目線が抜け落ちてしまうことは意識しているつもりでも容易に起こりうることです。

「あなたの描いている強い思いや計画は、果たして本当にお客様が望んでいることなのでしょうか。果たして二回目、三回目と来店してくれるきっかけになるでしょうか。」私自身も常に自問自答していることです。 起業しても三十~四十%が一年以内に倒産、三年以内の倒産は七十%、十年以内の倒産は九十三%というデータがあります。

厳しい世界です。 厳しいと思うか、チャレンジしがいがあると考えるかは人それぞれですが、起業するのであれば仕事の為の仕事ではなく、人の為や社会の為の仕事にしていきたいものです。まだまだ未熟者ですが、皆様にはワクワクと大満足をご提供できるように頑張ってまいります。

どうぞ二〇一六年もよろしくお願いいたします。

オンライン(通信販売)主体か、オフライン(店頭)主体か by Milton Coffee Roastery

ほとんどの小売業の経営者は、通信販売の大切さをご存じのことと思います。 まだ手をつけていない経営者や、通販を始めたばかりの方々は、どこから手をつけたら良いのか、手探り状態かもしれません。 通販と言っても、ネットや電話、オークションなど、形態は様々ですし、そこで取り扱われている商材も実に様々です。

私個人も、買う側として数年前までは楽天を利用していましたが、今ではもっぱらAmazonを利用しています。 まんまと巨大企業の術中にはまっているわけです。 しかも、有料のプライム会員になってまで利用しているわけですから、もう私はAmazonの固定客と言ってもいいでしょう。 

購入するものは書籍が断トツのトップ。 他のアイテムは炭酸水のペットボトルなど重いモノや、かさばるもの。 そして、特殊な工具や消耗品、時には自分用の健康グッズなど、どこの店に置いてあるのかさえ分からないようなアイテムを購入しています。 豊富な品揃えと、到着までの迅速な対応、商品の見つけやすさ、価格の見やすさや比べやすさ、再購入のしやすさなど、まんまとAmazonの罠にひっかかっています。 

一人の消費者として、私の求める商品がたまたまAmazonで手軽に買いやすいから買っているのであって、特定のお店でしか買えない商品は、たとえAmazonでも買えないということです。 また、Amazonのパントリーサービスのように、ごく頻繁に消費するような日用品が便利に買えたとしても、Amazonでは買わずに、近所の大型薬局で買い物したりもしている自分がいるわけです。

話をAmazonから、ミルトンの通販に戻しましょう。
先日のブログでは店頭販売ほど通信販売は力を入れていないと書きました。 これには、ちょっと知っていただきたい背景があります。 お恥ずかしい話ですが、2年ぐらい前に通信販売の強化を図ろうと多額の投資をしたことがあり、結果的には良い方向には転ばなかったという苦い経験があります。 通販の売上がある程度伸びてきたところで、ホームページの大幅なリニューアルをし、大手メーカーなどのショッピングサイトのような格好よく、私の考える買物しやすいサイトに作り直そうとしたわけです。 結局、結果は散々なものでした。 みるみる利用者数が減っていってしまったのです。 毎月、毎月、減ってしまう様は、何年もかけて作り上げた砂の城が崩れていくようでした。 結局1年後にはリニューアル前の30%まで通販の売上が落ち込んでいました。

他の商材やコーヒーを扱っているお店のケースはわかりませんが、ミルトンに限った場合でお話すると、店頭であっても、通信販売であっても、ミルトンのお客様はスタッフとのコミュニケーションや繋がりも大切にしてくださる方がとても多いということが分かりました。 それは、ミルトンがオープンしてから、一貫して続けてきたことなのに、なぜそこを注視できなかったのか、自分に残念な気持ちです。 良い方向に転ばなかった原因は、買物の効率やHPの見た目、ブランディングを意識しすぎたばかりに、ミルトンのお客様の求めるものを作らなかった・・・ということになります。 とても高い勉強代を支払いましたが、骨身にしみるほど勉強になりました。 

先日のブログでは通信販売には力を入れていないと書きましたが、力をいれないとはお客様の求めない作業や経費を費やさないということです。 むしろ、店頭での接客と同じぐらい、電話応対やメールでのご注文、お問合わせなど、以前にも増して力を入れています。 若いスタッフの言葉使いが時には「おや?」と思う時もありますが、お客様に対する「ありがたい」と思う気持ちと、お役にたちたいという気持ちは、彼女たちの言葉から受け取って頂けるのではないでしょうか。

その後、ホームページは再リニューアルをし、現在では以前よりも多くのご注文を頂けるまでになりました。 ネットでご利用くださるお客様がミルトンに求めるものは何かを、店頭同様にスタッフ間で話し合い、日々のご対応に活かせている感覚が、今とても心地よく感じています。 

コーヒー専門店が美味しいコーヒーを販売することは、当たり前のお話。 オンラインでもオフラインでも、心の通う接客があって初めて、美味しいコーヒーも、より美味しく感じるのではないでしょうか。 その道を逸れないように、気を付けながらこれからも進み続けます。

機械ではなく、人にしか出来ないこと by Milton Coffee Roastery

いよいよ年末にさしかかり、賑やかさが増してきました! 12月に入るとその賑やかさが慌ただしさに変わり、大忙しとなるわけですが、本店もご覧のように広くなりましたので、お客様が20名以上いらっしゃっても店内に入っていただくことができるようになりました。 元のお店は10名が限界だったので、それに比べると進歩しました。 本店のカウンターではスタッフ3名もフル活動で頑張ってくれています。

ミルトンでは、何をするにしても「お客様に喜んでもらえるのか・・・」が優先される発想となります。 スタッフが良かれと信じてお客様にしていることも、ミルトンが目指す方向でなければ時には修正をかけます。 修正はすぐにかけます。 その行動が独りよがりではないか、本当にそれはお客様が望んでいることなのか、きちんとヒアリングは出来ているか、期待以上の応対ができたのかどうかが、ミルトンで働くうえではとても重要になってきます。

うちはコーヒー豆屋ですが、いつもブログやオーナーレターでも書いているように、おもてなしを含めた接客をとても大事にしています。 産地まで買付けに行っているのに、こんなことを書くと驚かれるかもしれませんが、最も重要なのは「接客サービス」で、「コーヒー豆の品質」はその後に大事な要素として捉えています。 お金を頂いて、コーヒー豆の入った袋をお渡しするだけなら、おもてなしの欠片もありませんもんね。 タイトルにもある、機械ではなく人だから出来ることとは、「心のこもった接客」を指しています。 そこに他では味わえない美味しいコーヒーが加わると、最高ですよね。 そこを目指しているわけです。

では逆に機械に任せた方がいい仕事は何があるでしょう。 ずばり、頭を使わない単純作業、毎度同じ動きを正確に行わなければならない作業は、機械に任せればいい!と思っています。 コーヒー豆の袋詰めや、ドリップパックの製造&袋詰め、各シール貼りなどは、機械かロボットが行えば良い仕事です。 ミルトンでもそうした作業は、自動化を進めています。 

現時点では難しいですが、そのうちエスプレッソも機械が完璧に淹れてくれるようになると思っています。 その機械を調整するバリスタが1人いれば、全自動エスプレッソマシンを何台も操作することができるでしょう。 となると、技術のみを高めてきたバリスタ達が職を失いそうな気もしますね。 ミルトンのバリスタ達が、ドリンクを作るだけでなく、レベルの高い接客サービスを心掛けているのも、来る高性能全自動エスプレッソマシンなどの、自動化社会に備えてのことなんです。

ネット販売も店頭販売同様、年々増加していますが、店頭販売ほどの力を入れていません。 ミルトンのコーヒーの美味しさを知っている遠方のお客様が気軽にご購入できる仕組みさえあれば良いと今は考えているからです。 アマゾンや楽天などのネットモールへの出品はいつでもできますが、社員教育は今行わなければならないのです。

スペシャルティコーヒーだって、いつか一般に普及してしまえばコモディティーコーヒーとなってしまうわけで、特別感は失われますものね。 どこで特色を出していくか。。。きっと今から準備してても、損はないかな。