積み重ねでしか得られない信用、信頼 / by Milton Coffee Roastery

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打ち明けますが、2号店を出すのに私の中に葛藤がありました。 出してしまった今となっては進むだけなのですが、出店前はかなり悩み増した。 何に悩んだかと言うと、これまで目の前で全ての事が起こっていたものが、自分の手からある程度離れ、目の届かない部分も出てきてしまうというある種の恐怖と闘っていました。

この9年半の間に支えてくださったお客様からは、積み重ねてきたからこそ信じてもらえている面が多分にあると思います。 そしてこれからも安心して美味しいコーヒーを飲みたい、ミルトンのコーヒーなら間違いないと思って頂きたいと心底願っています。

人員配置に悩み、適材適所をかなり心がけ、必要であれば、人事異動もサクッと行うぐらいの気持ちでいますが、各自の教育はサクッとはいかない様です。 一人一人の働く様子を観察しながら、何が得意で何が不得意なのかも把握する必要が私にはあります。

今のミルトンは良くも悪くも私のレベルが表面化したものですし、これからもそれが続くでしょう。 スタッフが一生懸命それぞれの仕事に向き合って、お客様からの信頼を得ようとしてくれると分かった以上、私の悩みは解消され、農園主達のもっと買って欲しいという願いを叶える為にも、少しずつだとは思いますが、スタッフも増やしながら拠点も増えていくことと思います。

ただし増やすにしても、ペースというものがあると思います。 2号店を出してみてそれは確信に変わりました。 ポンポンポーンと店舗を出すものじゃないということです。 経営者によっても考えが異なるでしょうし、商材によっても出しても良いものと、そうでないものがあると思います。

ミルトンはこれまでも、農園主達からの信用を何年もかけて積み重ねてきました。 それはミルトンを応援してくださるお客様との信用にも同じ重みを感じています。

農園主達とお客様から成長させてもらっている以上、これからも気を抜くことなく誠実に仕事をしていく必要がありますし、私としてもこれまで積み重ねてきた信頼を失いたくありません。 とは言っても、コーヒーは手作りの要素がとても大きく、そこがコントロールしにくい面も確かにあります。

そこで、あってはなりませんが、万が一「これは何かおかしい!いつもと違うぞ!」というコーヒーにあたってしまった場合、残りのコーヒーと共に新品の同じコーヒーと交換する制度を、久米店、花畠店ともに採用しようと考えています。

これまでも多くの改善を行ってきましたが、これもまた少しでも皆様に満足していただけるように、そしてそのコーヒーが本来の味だと誤解をしていただきたくないという思いからも、更にはそれを作った農園主に対しても失礼がないようにしなければなりません。

まだまだ考えられる改善点も多数ありますので、出来ることから少しずつ、これからも改良、改善してまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。