スペシャルティコーヒー ミルトン流カッピング / by Milton Coffee Roastery

4月から店頭では新しいスタッフが入り、今日も慌ただしく活躍してくれていますが、合間合間でカッピングの練習をしています。 カッピングとは、簡単に言ってしまえば、テイスティングのこと。 ミルトンではカップオブエクセレンスに沿ったカッピングを教えていますが、そもそもカッピングをなぜしないといけないのか。。。ということです。

お客様に今販売中のコーヒーの風味特徴などを、いかに分かりやすく説明できるようになるか!が新人スタッフの最大の課題となります。 お客様ひとりひとりに合った、分かりやすい説明ができるようになるためには、それなりに「今まで食べた食材の引出し」の数が必要になります。

メロンを食べて、メロンの味がする!では芸がありませんよね。 専門店で働く以上は、それぞれの素材の風味を分解して感じ取る訓練が必要になります。 ミルトンではそれを行っているわけです。 

もちろん点数付けも後々できるようにスタッフを仕上げますが、当たり前のように食べていた食材から、食べたことのない食材まで、質感や後味、甘さの感じ方から、他の食材にどう例えられるかなど、次々と細分化して考える癖と能力を鍛えあげています。

この訓練をすることで、どのような理由があって、このコーヒーは高得点=美味しい、高品質なコーヒーなのかが手に取るようにわかり、それが他の食材に関しても品質の善し悪しを判断できるようになるんです。 

まだ新人スタッフは始めたばかり! でも、理解の扉が開くのも時間の問題でしょう。

そしてタイトルにもあるスペシャルティコーヒー。 

「同じスペシャルティコーヒーって書いてあるお店で買ったのに、美味しくない! 同じコーヒーなのか? 」というお客様の声がありまして。 恐らく全国の良質なスペシャルティコーヒーを取り扱っているお店さんも、あ~聞く聞く!と思っていらっしゃると思いますが、正直スペシャルティというブランドとして考えているコーヒー豆屋が多いのも事実。 「スペシャルティコーヒー」の「のぼり」が立ってても、ミルトンのように専門店と謳っていても、美味しくないなら、美味しくないわけであります!

カッピングにしても、目が点になるような内容でコーヒー教室を開いているお店さんもあります。 私もお客様に教室を開くからには、誤解の生まれないやり方や内容を「熟知」してから慎重にお伝えします。 

結局のところ、我々お店側が何をお客様に伝えるかはまったくもって自由なのですが、何が誠なのか見極める力がお客様にも必要なのかなと思ったりしています。 私達が産地でコーヒー生豆の品質を見極めるように! 

ミルトンのお客様はもう舌が肥えてて、私が皆さんのコメントにビクビクしていますけどね。