廃要塞が変貌する日 / by Milton Coffee Roastery

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毎年購入しているエルサルバドルのリマさんが、新しく購入したドライミル(乾燥場)に連れて行ってくれましたが、その規模の大きさにただ驚くばかり。 

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10年程銀行の管理下のもと放置されていたこの巨大な乾燥場をリマ一族専用のドライミルとして買上げ、今その放置されていた不具合のある設備をひとつひとつ修理、補修しているところです。

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現在リマさんが理事会のメンバーを務めているクツカチャパ組合は、多くの組合員のコーヒーを大量に処理し、海外へ輸出していますが、今回のリマ家のドライミルの乾燥場面積は、それをも上回る広大な面積を有し、スケールの大きさに圧倒されます。 やることが大胆且つ、将来への投資としてしっかりと計算されているところが凄い!

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 もともと、機械化が進んだこの工場のようなドライミルは、エネルギーを大量に必要としていたそうで、巨大化した分維持費も相当かかっていたそうですが、リマ一族はここを極力エネルギーを使わないエコロジーな乾燥場に仕上げるようです。 山の高低落差と雨水を使ってコーヒーを移動させたり、大型乾燥機を使わずに、広大なパティオに洗い終わったコーヒーを敷き詰めて天日乾燥させたりしながら、大量のコーヒーでも省エネで処理できるようです。こうした発想は大賛成です。

ニカラグアでもエルサルバドルでも、創意工夫を凝らして発展しています。一見大掛かりな設備に見えても、実は余計なエネルギーを食わないように考えられているわけです。 やみくもに過剰設備等にお金をかけていないあたりが好感が持てます。 

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益々発展していく国々と、「あまりに永く不況の中で生活し過ぎて世界から取り残されていることに気付きながら変われない日本」ですが、比べたくなくてもスピード感の違いが目に付く買付けの旅となり、改めて実感しました。

いつも訪れる度に温かく迎えてくれるリマさんと奥さんに心から感謝しながら、これから日本へ帰国します。