岐路と優先順位 / by Milton Coffee Roastery

エルサルバドルのミラバイェ農園内に点在するブルボン・ショコラ。 明日から販売開始!

エルサルバドルのミラバイェ農園内に点在するブルボン・ショコラ。 明日から販売開始!

時間はいくらあっても足りないですね~。 1日がもっと長かったらと思います。 

ところで、皆さん24時間という決まった時間をどのように使うか、または1年という時間をどう使っていくのかの優先順位って考えてたりしていますか? 間違いなく人それぞれ時間の使い方が違うと思います。

ミルトンを始めて10年が経って、夫婦2人で始めた頃と今では、物事の進め方が大きく変わってきました。 2人で営業していた頃と今も変わらないのは、「美味しさに対する厳しい姿勢」です。 これは譲ることができないものですし、ここを妥協するぐらいなら、この仕事をやめるでしょう。 

反面、変わってきた事と言えば、あの頃と比べて規模がそれなりに大きくなってきたということが上げられます。 まだまだ零細企業の域を脱していませんから豆粒みたいな規模ですが、売上から費用に至るまで全ての数字の桁が変わってきています。 今に至るまで、夫婦2人の規模を維持したければ、それはそれで成り立っていたかもしれませんが、私の舵取りは法人として規模を拡大する方向に向いていますので、桁が増えていくことは必然でした。

つくづく面白いなぁ~と思うのは、コーヒー豆屋でも、カフェでも、レストランでも、きっとどの職種で起業していても、何かの決断に迫られる「岐路」というものがあると思うんです。 その岐路に立たされた時、どういう判断をするかによって、おのずと物事の優先順位が変化していくわけですよね。

コーヒーの農園主達を見ていても、この10年の間に様々な岐路が垣間見れましたし、同業他社の岐路もそれぞれあったことでしょう。 もちろん、私の会社にも数えきれない決断がありました。

先日うちのスタッフがお客様から、こんなことを言われたそうです。
「ミルトンさんは、店舗を増やさない方針なのかと思いました。」 

恐らく、10年経ってやっと2店舗目を出したぐらいのスローペースだから、そう思われたのかなと思いますが、実は意欲満々です。 先にも記した通り、規模拡大を図りながら経営していますので、店舗数を増やすことは将来的には必然となると思います。

ただ優先順位というものが私の中にあって、店舗を増やすのは今ではないのかなと考えているわけです。 オセロで例えれば、四つ角を抑えるようなイメージでしょうか。 ご存知の通り、パッと四つ角を抑えることはできませんが、ジワリジワリと攻められ、気付いたら相手に四つ角抑えられてたという経験が皆さんもあるかと思います。 

この山口県の田舎町のコーヒー豆屋がどうしたら成長できるのか。。。ミルトンを始めた10年前に答えは出していましたが、ジッとしていられない程の自分の熱い欲望と、冷静沈着に見据えた未来予想図との葛藤が自分の中であり、度々迫ってくる岐路の度に、頭をポリポリかきながら決断しています。

自分が定めたロングビジョンとショートビジョンを同時進行で順調に、確実に進めていく為にも、その時々の優先順位を見失うことがないようにしなければいけませんね。 と、、、自分に言い聞かせています。 
どうなっていくんでしょうね、ミルトン!(笑) ワクワクします。

さて、上の写真のミラバイェ農園のコーヒーですが、今日2回飲みましたが、美味いです。 さすが、カップオブエクセレンスで頻繁に受賞するだけの実力がありますね。 煎り上がりが230℃を超える深煎りにしていますが、焙煎の加減によって苦みはほとんど感じないように仕上げてあります。 

私の頭の中には飲んだ後のマロングラッセの印象が強烈に残っています。 店頭では明日から販売開始! ネット通販も明日中には販売開始できるようにいたします。 お楽しみにぃ。