今日で仕事納め。 おかげ様で無事一年過ごすことができました。 / by Milton Coffee Roastery

今日で仕事納め。 本当に多くのお客様に支えて頂いています。 今日、自宅はもちろん、各店舗や工場にもしめ飾りを取り付け、細々したところを掃除し、ラストスパートで頑張っているスタッフ達がお客様と楽しくお話しながら、お買物のお手伝いをしている様子をみていると、じんわりと胸に響くものがありました。

今年は振り返ってみても、本店と久米店の運営面での安定化が図れた年だったと思います。 昨年まではスタッフの出はいりも多く、何となく落ち着かない雰囲気でしたが、結果的に会社の理念を信じ、会社の方向性に未来が見えたスタッフが残ってくれたように思いますし、だからこそ大きく貢献してくれているのかなと思います。 少ない人数でとにかく良く考え、動いてくれました。 その様子を1年を通して見守って下さったミルトンのお客様にも大変感謝しています。 コーヒーを買いに来てくださるのだけど、スタッフの様子も気にして下さる方が実に多いのは、それだけ我々が未熟な証拠。 スタッフの年齢が若いこともあると思いますが、早く皆さんが安心してもらえるように努力してまいります。

実は私からスタッフに、コーヒーについて話すことはほとんどないのです。 だいたいのことは本を読んだり、ネットで検索したりすれば済みますので、そこらへんは自分達に任せているわけです。 本当に多くのコーヒーの知識はネットで調べれば出てきます。 そんなことを私がスタッフ達に教えるのもナンセンス。 自分で率先して勉強して欲しいと思います。  ネットや本で調べられないことや、その情報の正確性を確認するためにも、産地に一緒に行くというオプションがミルトンにはあり、それによって知識以外の広い視野も得ることができます。 そしてその土壌を何年かかけて構築してきました。

では、コーヒー屋がコーヒーの事を教えずに何を教えるのか? 私が教えることは、接客の大切さについてが大半です。そこがミルトンで働く上で根幹となる部分だからです。 接客を深く理解すると、なぜドリンクを美味しく淹れなければならないのか、、、や、なぜこういったケースには、こう対応した方が良いのか、、、などが理解できます。 そしてスタッフ一人一人の得手不得手が異なる為、ほとんどの事がマニュアル化できません。 

それぞれにあった仕事を割り振りながら業務(いわゆる適材適所)を進めていくのですが、裏方でも表で接客するスタッフにしても、お客様の気持ちを汲めるようになっておかねばなりません。 スペシャルティコーヒーうんぬん以前の問題です。 当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、接客教育が出来ている店の方が少ないことは、どの小売業でも言えると思います。

いつも言いますが、コーヒー屋が美味しいコーヒーをご提供して当たり前です。 それをわざわざ求めに来店してくださる「感度の鋭い!高い!」ミルトンのお客様を毎日接客することは、それなりに高い接客レベルが必要となります。 それが店の品格も生み出します。 当たり前なのですが、当たり前がなかなか難しいわけで、この当たり前を理解できる人材かどうかも、ミルトンで働く上で大変重要になってきます。

このあたりについて書き始めると止まらなくなるので、このあたりで留めておきますが、来年4月から、高卒のスタッフが3名入ります。 また一からの指導になりますが、それはそれで楽しみでもあります。 私のプライベート面でも仕事面でも、来年は大きく動く年ですので、気を引き締めてやってまいります。

なんだか年末っぽさがないような感覚ですが、(クリスマスもなんだかクリスマスっぽくなかったし)、来年も皆さんのご期待にお応えできるよう頑張ってまいります。 ミルトンコーヒーロースタリーを代表して、支えてくださる全ての皆さまに今年一年のお礼を申し上げます。 ありがとうございました。 そしてまた来年もよろしくお願い致します。