冒険のようだった思い出と共に / by Milton Coffee Roastery

告知しておりますが、セロデルシエロ農園のコーヒーが今後入手できなくなります。 もう生産者のマウリシオさんは農園を手放していますが、明日から出発するニカラグアでは会うことになっていますので、何か今までのお礼ができないかと考えました。 9年分を撮影した写真集を年毎にまとめて、プレゼントしようと思います。

一緒に綴った9年間の写真をパソコンで見返してみると、2006年に彼が初めてカップオブエクセレンスで4位を受賞した時の写真が出てきました。 受賞者の中でも、一番若くして上位受賞でしたので、受賞会場にいた私も自分が審査した中でも気に入ったコーヒーが上位を受賞したことは、とても印象深く記憶に残っていて、近い将来彼に会って、日本のお客様に紹介したいと思っていました。

その翌年の2007年に、偶然彼が取引している現地の業者と知り合うことで、その年から輸入を開始したのですが、今思っても2007年は自分で買付けを始めるということの楽しい部分と、大変な部分の入り混じるビッグイベントの年だったことは間違いありません。

当時、すんなり彼と会えたわけでもなく、これからミルトンで喜んでもらえるようなコーヒーを探していく中、カッピングの日々を約1ヵ月続けました。 その年の無数にカッピングした中でも最高得点をたたき出したコーヒーが一種類あり、明らかに他のコーヒーとの印象が異なり、どうしてもこのコーヒーが欲しいと、会えるまで続けた経緯があります。

結局ふたを開けてみれば、私がカップオブエクセレンスの審査会で好印象だったマウリシオさんのコーヒーを、翌年の買付け用コーヒーを選んでいる時にも、高得点をつけることができ、カッピングルームで本人に会った時は、大ファンの芸能人にでも会ったかのように大興奮したことは言うまでもありません。 むろん、マウリシオさんは私のことは知らないわけですが、私は前の年に会っている気になっているので、かなりの温度差がありました(笑)

それからの付き合いです。

それが突然終わってしまいました。 なんとも寂しい気持ちでいっぱいですが、これもまた人生と思い、これからも交友関係は続けていきたいと思っています。 

明日は朝から出発です。 いつもの成田経由、ヒューストン経由のニカラグアです。 エルサルバドルにもその後よります。 出会いありの、別れありの、でも得るものが毎回毎回多い産地の旅でございます。 今回も充実のものとなるでしょう。

フェイスブックなどでは、随時写真やできれば動画もアップしていこうと思います。 お店は両店舗とも通常営業ですので、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。 それでは行ってまいります。